
AndroidのWi‑Fiが繋がらないと、地味に焦りますよね。
Wi‑Fi電波はあるのに繋がらない、Wi‑Fiが繋がらないのが一台だけ、家で急にダメになった、スマホで急に切れた、Wi‑Fiに接続済みでもインターネット接続なし、IPアドレスを取得中やIP設定エラー、認証に問題や認証エラー、保存済みなのに繋がらない、5GHzだけ繋がらない、みたいに症状がバラけるのがやっかいです。
この記事では、まず状況をサクッと切り分けて、復旧率が高い順に試せるようにまとめます。
やること自体は難しくないので、落ち着いて順番に確認していきましょう。
ポイント
- 端末側かルーター側かを最短で切り分ける方法
- 電波はあるのに繋がらない時の優先チェック
- 接続済みでもインターネット接続なしの直し方
- 一台だけ繋がらない時のハマりどころと対策
AndroidのWi‑Fiが繋がらない時の切り分け
最初にやるべきは「どこが悪いか」を決め打ちしないことです。
原因が端末なのか、ルーターなのか、回線(ONUやモデム、プロバイダ)なのかで、打つ手が変わります。
ここで30秒〜数分使うだけで、遠回りがかなり減ります。
まず見るポイントはこの2つです。
- ほかの端末(PCや別スマホ)は同じWi‑Fiでネットできるか
- AndroidはWi‑Fiに「接続できない」のか「接続済みだがネット不可」なのか
ざっくり切り分け早見表です。迷ったらここから見てください。
| 状況 | 原因の濃厚ゾーン | 最初にやること |
|---|---|---|
| 自分のAndroidだけダメ | 端末側(設定・保存情報・DNS・MACなど) | SSIDを忘れる→再登録、機内モードON→OFF |
| 家の端末が全部ダメ | ルーター/ONU/回線側 | 機器を正しい順で再起動 |
| Wi‑Fiは接続済み表示だがネット不可 | DNS・ゲートウェイ・回線・ログイン画面 | プライベートDNS確認、再接続、ブラウザで確認 |
| IPアドレスを取得中で止まる | DHCP・アドレス枯渇・中継器相性 | ルーター再起動、SSID削除 |
Wi‑Fi電波はあるのに繋がらない
Wi‑Fiマークは出ているのに、なぜか繋がらない。
このパターン、体感ではいちばん「やってる感があるのに直らない」のでモヤっとします。
でも、ここで大事なのは「Wi‑Fiマーク=ネットが使える」じゃないってことです。Wi‑Fiマークが出ているのは、あくまでスマホが無線LAN(ルーター)とつながっている可能性が高い、というサインにすぎません。
なので私は、まず“電波”と“接続の中身”を分けて考えます。電波があるのに繋がらないときは、電波の強さは足りているけど、通信経路が不安定、あるいは< मजबूत>端末が勝手に別の経路へ逃げている(モバイル通信に戻る/戻らない、など)ことがけっこうあります。
まずは“近づく・切り替える”
最初にやるのは、ルーターに近づくことです。これ、原始的なんですけど効きます。
特に5GHzは速い反面、壁や床、ドアみたいな障害物で一気に弱くなりやすいです。2.4GHzは遠くまで届きやすい代わりに、混雑や干渉を受けやすい、みたいな傾向があります(あくまで一般的な目安です)。
なので、ルーターの近くで試してダメなら、次に2.4GHzと5GHzを切り替えます。SSIDが分かれている家だと、単純に「今つないでるほうが遠すぎた」ってこともあります。
切り替えの目安はこんな感じです。
- 離れた部屋・壁が多い:まず2.4GHzを試す
- ルーターの近く・速度重視:5GHzを試す
- どっちも不安定:いったんルーター近くで検証してから判断
端末の基本リセット(安全な順)
次に、端末側の“軽いリセット”を上から順に試します。
私がよくやるのは、機内モードのON→OFFです。10秒くらいでいいので入れて、戻します。これで無線まわり(Wi‑FiやBluetoothの土台)が再初期化されて、あっさり直ることが割とあります。
その次に、Wi‑FiのOFF→ON。さらに端末の再起動。ここまでは副作用も少ないし、時間もあまりかからないので、まずやって損がないです。
ここで一つだけ注意です。Wi‑Fiを切っても、アプリがモバイル通信で裏で動くことがあります。
「直った!」と思ったら実は4G/5Gだった、みたいなすれ違いもあるので、確認するときは一瞬だけモバイル通信もOFFにしてテストすると切り分けが楽です(料金や通信制限がある人は無理しないでください)。
それでも不安定なら
それでも「つながったり切れたり」「特定アプリだけ弱い」みたいな不安定さが残るなら、次は設定の噛み合わせを疑います。
まず見たいのは省電力系です。省電力モードやバッテリー最適化がONだと、スリープ中や画面オフ中にWi‑Fiが弱くなることがあります。メーカーによっては“通信の最適化”みたいな独自機能名だったりします。
次に、VPNや広告ブロッカーなどの“通信をいじる系”が入っているなら、一時停止して変化を見るのが早いです。ここで改善したなら、Wi‑Fiの電波というより通信経路の問題だった可能性が高いです。
最後に、ルーター側の混雑や干渉もあります。近所のWi‑Fiが多い、電子レンジやBluetooth機器が多い、ルーターが棚の奥にある、みたいな状況だと、電波は“見えてる”のに品質が悪いことがあります。
Wi‑Fiが不安定なときは、Bluetooth機器が多い場所や電子レンジの近くなど、電波干渉の影響も出ることがあります。
置き場所を少し変えるだけで改善することもあるので、原因が絞れないときほど試す価値があります。
Wi‑Fiが繋がらない、一台だけ
家族のスマホやPCは繋がるのに、自分のAndroidだけ繋がらない。
この状況は、正直いちばん“犯人”を特定しやすいです。なぜなら、ルーターや回線が死んでるなら他の端末も巻き込まれるはずなので、端末側の設定・保存情報・端末だけが弾かれているのどれかに寄りやすいからです。
私がここで意識するのは、「端末側で直せることを、軽い順から潰す」ことです。いきなり強めのリセット(ネットワーク設定リセット)に行くと、Bluetoothやモバイル設定まで巻き込んで手間が増えるので、まずは段階を踏みます。
最優先は“忘れる→再登録”
まず、そのWi‑Fiを一度削除(忘れる)して、パスワードを入れ直して再登録します。
これ、地味なんですけどめちゃくちゃ効きます。保存されている暗号化方式や過去のIP情報が壊れていると、見た目は「保存済み」でも中身が破綻していて、繋がったふりをして落ちる、みたいなことが起きます。
再登録すると、ルーターとの握手(認証や暗号化の取り決め)をやり直すので、ズレてた情報が戻る感じです。
忘れる→再登録の前に、パスワードを確認できる状態にしておくと焦りません。
- ルーター背面のシールのSSIDと暗号キー
- 家族が使っている端末での表示
- プロバイダやルーターアプリのメモ
意外な盲点:MACアドレス(プライベート)
ルーター側で見守り機能やアクセス制限、MACフィルタを使っている場合、Androidの「プライベートアドレス(MACランダム化)」が原因で弾かれることがあります。
イメージとしては、ルーター側が「登録済みの端末しか入れないよ」としているのに、スマホ側が「今日は別の身分証で入ります」みたいな状態になってしまう感じです。
そのネットワークだけ、Wi‑Fiの詳細設定でプライバシー設定を「デバイスのMAC」に変えると繋がることがあります。
ただし、プライベートアドレスはプライバシー面ではメリットもあるので、必要なSSIDだけ変更に留めるのが現実的かなと思います。
会社や学校、会員制のWi‑Fiなど「端末登録」が前提のネットワークでは、自己判断で設定を変えると利用規約に触れる可能性があります。
不安がある場合は、最終的な判断は管理者や専門家にご相談ください。
VPNやセキュリティ系も一時停止で切り分け
VPN、広告ブロッカー、セキュリティアプリが通信経路やDNSに影響して、Wi‑Fiだけ変な挙動になることがあります。
特に「他のWi‑Fiでは平気なのに、家のWi‑Fiだとだけダメ」「特定のアプリだけ通信できない」みたいな時は、Wi‑Fi電波というより“通信の通し方”が詰まっている可能性があります。
試すときは一時的にOFFにして、原因切り分けとして確認するのがおすすめです。原因が分かったら、アプリ側の設定(除外設定など)で共存できることもあります。
「一台だけ繋がらない」は、地味に“複合原因”もあります。
たとえば「プライベートDNS+VPN+省電力」みたいに重なっていると、直ったり直らなかったりするので、1つずつOFFにして検証すると整理しやすいです。
Wi‑Fiが繋がらない、家で急に
昨日まで普通だったのに、家で急にWi‑Fiが繋がらない。
これ、焦ります。家の中の端末が一斉にダメになると「回線終わった?」って気分になりますよね。
ただ、ここで落ち着いて見たいのは、故障か障害か設定ミスか、という話です。体感では、いきなり完全故障よりも、一時的な詰まり(ルーターやONUの状態が変になった)が多いです。
切り分けが先:ほかの端末もアウト?
まず、同じWi‑Fiに他の端末が繋がるかを確認します。
家のPCもダメ、家族のスマホもダメなら、ルーター〜回線側の可能性が上がります。
逆に、他の端末は平気なら、Android側へ戻って「一台だけ」パターンの手順を濃いめにやるのが近道です。
再起動は「順番」が大事
ルーターだけ再起動して直らないなら、ONUやモデムも含めて電源を入れ直します。
一般的には、ルーター→ONU/モデムの順に電源を落として、少し待ってからONU/モデム→ルーターの順で起動すると改善しやすいです。
ここで「待ち時間」が地味に効きます。すぐ入れ直すと、セッションが残っていたり、機器が完全にリセットできていなかったりすることがあるので、私は30秒〜数分は空けます(あくまで一般的な目安です)。
再起動の目安手順です。
- ルーターの電源を切る
- ONU/モデムの電源を切る
- 30秒〜数分待つ(目安)
- ONU/モデムを先に入れてランプ安定を待つ
- ルーターを入れて起動完了を待つ
ケーブルとランプを“確認ポイント化”する
家で急にダメなとき、私は必ず「LANケーブルの刺さり」と「ランプ」を見ます。
難しい話じゃなくて、単純に抜けかけている、掃除で動かした、猫が蹴った、みたいなことがあるからです。
また、ONU/モデムのランプが明らかに赤い・点滅が止まらないなど、いつもと違うなら回線側の可能性が上がります。
このへんは機器の種類で表示が違うので、正確な見方は契約している回線事業者やメーカーの公式案内を確認してください。
回線事業者側の障害やメンテナンスの可能性もあります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
Wi‑Fiが繋がらない、スマホで急に
家のWi‑Fi自体は大丈夫そうなのに、スマホだけ急に繋がらない。
これもよくあります。特にOSアップデート直後、再起動していない日が続いたとき、VPNや広告ブロックの設定を触った直後あたりで起きやすい印象です。
私がこのケースで意識するのは「端末のネットワーク周りを軽く整えてから、保存情報を作り直す」流れです。いきなりいろんな設定を触ると、どれが効いたのか分からなくなるので、順番を固定します。
サクッと効く順番
機内モードのON→OFF、Wi‑FiのOFF→ON、端末再起動まではテンポよく試してOKです。
この3つは、失うものが少なくて効果が出やすいので、最初の“儀式”にしてもいいと思います。
次に「そのSSIDを忘れる→再登録」を挟みます。ここまでやって改善するなら、端末側の一時不調か保存情報の不整合だった可能性が高いです。
私のおすすめ順をまとめるとこうです。
- 機内モードON→OFF
- Wi‑Fi OFF→ON
- 端末再起動
- SSIDを忘れる→再登録
モバイル通信は生きてる?
念のため、Wi‑Fiを切ってモバイル通信でネットができるかも確認します。
もしモバイル通信でも不安定なら、Wi‑Fi問題というより端末全体の通信・設定・回線側の問題の可能性も出ます。
逆に、モバイル通信は快適なのにWi‑Fiだけ不調なら、Wi‑Fiの保存情報、プライベートDNS、VPN、MAC周りの可能性が上がります。
自宅以外のWi‑Fiで試すと切り分けが速い
可能なら、テザリング(家族のスマホ)や別のWi‑Fi(職場や友人宅など)で接続できるかを試すと、切り分けが一気に進みます。
どこでも繋がらないなら端末側の不具合寄り。家のWi‑Fiだけなら家側の相性・設定寄り、という見立てがしやすいです。
もちろん、会社や学校のネットワークはルールがあるので、勝手にいじらず、必要なら管理者に相談してください。
端末の再起動は、単なるおまじないじゃなくて、無線まわりのプロセスが再起動されるので意外と効きます。
Wi‑Fiが繋がらない、5GHz
2.4GHzなら繋がるのに、5GHzだけ繋がらない。
この症状は、相性問題か、距離・障害物問題のどちらかが多い印象です。
そしてもう1つ、見落としがちなポイントとして「5GHzのほうが“繊細”」というのがあります。速いぶん条件が悪いと落ちやすく、ちょっとした設定や電波環境で差が出やすいです。
まずは距離とSSIDの取り違えを疑う
5GHzは届きにくいので、ルーターの近くで試します。
2.4GHzと5GHzでSSID名が似ていると、単純に繋ぐ先を間違えていることもあります。
たとえば末尾に「-A」「-G」みたいな差だけだと、ぱっと見で勘違いしがちです。
暗号化方式の相性もある
ルーターがWPA3のみ設定だと、端末の世代によっては繋がりにくいことがあります。
ルーター設定でWPA2(AES)やWPA2/WPA3混在にすると改善するケースがあります。
ただ、設定画面の項目名は機種で違うので、正確な手順はルーターの公式サポートを確認するのが安心です。
DFSやチャンネル相性も“あり得る”
5GHzは使うチャンネル(周波数帯)の選び方によって、端末との相性が出ることがあります。
ここは深掘りすると専門的になりすぎるので、私は「ルーターのチャンネルを自動に戻す」「ファームウェア更新を確認する」くらいをまずおすすめします。
それでも直らないなら、2.4GHzで安定運用に切り替えるのも全然アリです。速度より安定が勝つ場面、普通にあります。
暗号化方式の変更は、家中の端末に影響が出る可能性があります。
作業前に現在の設定をメモしておき、戻せるようにしておくのがおすすめです。
AndroidのWi‑Fiが繋がらない時の直し方
ここからは、症状ごとに「何をどう試すか」を具体的に書いていきます。
全部をやる必要はなくて、あなたの症状に近いところから試すのが一番早いです。
ただ、迷ったら上から順にやると安全度が高いです。
接続済みでもインターネット接続なし
Wi‑Fiには繋がっている表示なのに、インターネット接続なしになってネットが使えない。
この症状は、Wi‑Fi(無線)自体はつながったけど、そこから先(DNSや回線側)が詰まっているイメージです。
私がここでまず整理するのは、「Wi‑Fiとスマホは会話できてる。でもスマホが外(インターネット)に出られない」という状態だということです。
なので対処も、Wi‑Fiの電波強化より、出口(回線)・道案内(DNS)・入口(ログイン画面)のどこで止まっているかを見ます。
まずは回線側かどうか確認
同じWi‑Fiに他の端末が繋がって、普通にネットできるかを見ます。
他の端末もネット不可なら、ルーター〜ONU/モデム〜プロバイダ側の可能性が高いです。
逆に、他の端末は普通にネットできているなら、Android側(DNS、VPN、端末設定)の可能性が上がります。
Android側で試す順番
Android側は、いったんそのSSIDを切断して再接続します。地味ですが、DHCPや経路情報が取り直されて改善することがあります。
それでもダメなら、プライベートDNS設定が影響していることがあるので確認します。
設定でプライベートDNSを「指定」にしている場合は、一度「自動」または「オフ」に戻して挙動を見ます。特に、DNSサービスが一時的に不安定だったり、ネットワーク側がDNS over TLSを通しにくい構成だったりすると、ここが詰まって「ネットがない」みたいになります。
プライベートDNSの確認手順は機種で多少違いますが、基本は「ネットワークとインターネット」周りにあります。
正確な場所や名称は、Androidの公式ヘルプがいちばん確実です。
公衆Wi‑Fiの可能性(ログイン画面)
外出先や施設のWi‑Fiだと、ブラウザでログイン(同意)しないとネットに出られないことがあります。
通知に「ネットワークにログイン」が出ていないか探して、出ていなければブラウザで適当なサイトを開いてログイン画面に誘導されるか試します。
ここでのコツは、アプリじゃなくてブラウザで確認することです。アプリだとログイン画面の誘導がうまく出ないことがあるからです。
「インターネット接続なし」でも、実はログイン画面待ち(キャプティブポータル)なだけ、ということがあります。
一度ブラウザでアクセスして、同意・ログインを完了したら一気に通ることも多いです。
接続済みでもインターネット接続なしのときは、プライベートDNSの設定確認が効くことが多いです。
- 他端末もダメ:ルーター/ONU再起動、回線障害情報の確認
- 自分だけダメ:再接続、プライベートDNSを自動/オフ、VPN一時停止
- 外出先:ブラウザでログイン画面を探す
回線障害の可能性もあるので、契約している回線事業者やルーターの公式情報も確認してください。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
IPアドレスを取得中、IP設定エラー
接続しようとしてIPアドレスを取得中のまま止まる、またはIP設定エラーが出る。
これはざっくり言うと、ルーターが端末にネットワーク情報(IP)を配れない、もしくは端末側が受け取りに失敗している状態です。
ここ、最初は難しく見えるんですが、やることは意外と決まっています。私は「DHCPが詰まってないか」「アドレスが足りてるか」「端末が変な固定設定になってないか」の3点で見ます。
一番効きやすいのはルーター再起動
DHCPが詰まっているだけなら、ルーター(できればONU/モデム含む)再起動で改善することが多いです。
まずは再起動を試して、改善するか確認します。
特に、家の端末をたくさん繋いでいる、来客が多い、スマート家電が増えた、みたいな環境だと、ルーターが配るIPが一時的に足りなくなったり、管理が不安定になったりすることがあります(機種や設定によります)。
次にSSIDを忘れる→再登録
端末側の保存情報が壊れている場合もあるので、ネットワークを削除して再接続します。
ここで改善するなら、端末が持っていた古いIP情報やゲートウェイ情報が邪魔していた可能性が高いです。
固定IPにしていないか確認
Wi‑Fiの詳細設定でIP設定が固定になっていると、環境によっては衝突したり不一致を起こします。
基本はDHCP(自動)にしておくのが無難です。
もし以前に、会社・検証用・NAS設定などで固定にした覚えがあるなら、ここが原因になっていることがあります。
IP取得トラブルの“よくある原因→対処”を表にしました。
| よくある原因 | 起きやすい症状 | まず試す対処 |
|---|---|---|
| ルーターのDHCP不調 | IPアドレスを取得中のまま | ルーター/ONUを再起動 |
| アドレス枯渇(端末が多い) | 繋がる端末と繋がらない端末が混在 | 不要端末のWi‑Fiを切る、ルーター再起動 |
| 固定IPや不正な設定 | IP設定エラー、特定端末だけNG | IP設定をDHCP(自動)に戻す |
| 中継器/メッシュ相性 | 場所によって取得できたりできなかったり | 親機の近くで試す、中継器を再起動 |
どうしても固定IPが必要な環境(会社・検証用など)では、IP・ゲートウェイ・DNSが同一セグメントになっているかなど、前提条件があります。
不安なら管理者や専門家に相談するのが安全です。
なお、ルーターの管理画面でDHCPの払い出し範囲を変える、といった作業は機器や環境によって影響が大きいです。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
認証に問題、認証エラー
パスワードを入れているのに、認証に問題、認証エラーで弾かれる。
このときは「パスワード間違い」だけじゃなく、暗号化方式の相性や、保存されている情報の不整合もよくあります。
私がこの症状でまず思うのは、「パスワードが正しいのに弾かれる」ってやつほど、実はパスワード周りの見落としが多い、ということです。悔しいんですけど、0/Oや1/l、全角半角、コピペの空白など、地味なところで詰まります。
パスワードの再確認は地味に大事
全角半角、0とO、1とl、記号など、見落としがちです。
コピー&ペーストで入れている場合も、前後に空白が入っていないか確認します。
また、ルーター側でパスワードを変更したのに、スマホが古い情報のまま掴んでいることもあります。この場合は、次の「忘れる→再登録」が効きます。
忘れる→再登録で保存情報を作り直す
一度そのSSIDを削除して、もう一度パスワードを入れて接続します。
これで暗号化方式の再交渉が走って直ることがあります。
「保存済み」から動かないタイプも、結局ここで直ることが多いです。
WPA3のみ設定の相性
ルーター側がWPA3のみだと、端末の世代によって認証エラーっぽい挙動になることがあります。
可能ならWPA2(AES)やWPA2/WPA3混在にするのが現実的です。
ただし家中の端末に影響するので、設定変更は慎重に。
暗号化方式を変更すると、今まで繋がっていた機器が繋がらなくなる可能性があります。
変更前に現状設定をメモしておくのがおすすめです。正確な手順は公式マニュアルをご確認ください。
接続台数上限・アクセス制限も“認証エラー風”に見える
認証エラーと出ても、実際はルーター側で接続台数が上限だったり、見守り機能でブロックされていたりすることがあります。
もし「最近スマート家電を増やした」「来客が増えた」「子ども用に制限をいじった」などの心当たりがあるなら、ルーター設定も一度見直す価値があります。
正確な設定方法はルーター機種で違うので、公式マニュアルをご確認ください。
最終的な判断は専門家にご相談ください。
保存済みなのに繋がらない
Wi‑Fi一覧で保存済みになっているのに、なぜか繋がらない。
この状態は、端末が「前の設定のまま繋ぎにいって失敗している」ことが多いです。
私の感覚だと、「保存済み」は安心ワードに見えて、実は“古い約束事が残ってる”状態でもあります。ルーターの設定が変わったり、端末側の状態が変わったりすると、保存済みのまま噛み合わなくなることがあるんですよね。
いったん切断して、忘れて、入れ直す
やることはシンプルで、切断→ネットワークを削除(忘れる)→再登録です。
保存情報の破損や、ルーター側の設定変更(パスワード変更、暗号化方式変更)に追いついていないケースに効きます。
ここでポイントなのは、「切断」だけだと、同じ保存情報でまた繋ぎに行って同じ失敗を繰り返すことがある、という点です。忘れるまでやると、保存情報をまるごと作り直せます。
接続台数上限やアクセス制限もチェック
家のWi‑Fiだと、ルーターの同時接続台数上限、見守り機能、アクセス制限で弾かれていることもあります。
他の端末が増えたタイミングで起きたなら、ルーター管理画面側の可能性も考えます。
また、MACフィルタがONだと「新しく増えた端末」が繋がらないことがあります。家族の端末は前から登録済みで、自分の端末だけ新規だから弾かれる、という流れですね。
保存済みなのに繋がらないときは、端末の問題に見えてルーター側が原因のこともあります。
「他の端末はどうか」を一緒に見ると判断が早いです。
最後の手としてネットワーク設定リセット
どうしても改善しない場合は、端末の「ネットワーク設定のリセット」が効くことがあります。
ただし、保存していたWi‑FiやBluetoothのペアリングなどが消えることが多いので、私は最後のほうに回します。
ネットワーク設定のリセットは、元に戻すのが難しい設定もあります。
不安がある場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
プライベートDNSで繋がらない
Wi‑Fiに繋がっているのに、サイトだけ開けない、アプリの通信だけ失敗する、というとき。
プライベートDNSの設定が合っていないと、名前解決ができずに「ネットがない」っぽい状態になります。
この症状、見た目がややこしいんですよね。Wi‑Fiは繋がってるし、電波もあるし、でもWebが開けない。こういう時にDNSが原因だと、やっていること(アプリを開く、検索する)全部が失敗するので、体感的には“回線が死んだ”みたいになります。
設定を自動またはオフで検証
プライベートDNSを「指定」にしている場合は、まず「自動」か「オフ」に戻して様子を見ます。
これで復旧するなら、原因はDNSまわりの可能性が高いです。
私は切り分けとして「自動」に戻すことが多いです。DNSサービスを使っていた人は、いきなりオフにすると意図が変わりすぎることがあるので、まず自動で改善するか確認して、それでも不安なら次の判断、という流れが落ち着きます。
戻す場合は“安全に”
DNS設定には広告ブロックやフィルタリング目的で使っている人もいると思います。
その場合は、繋がらない原因がDNSなのかどうかを切り分けたうえで、別の設定に変えるなどの対応が必要になります。
もし家族の端末(子ども用など)でフィルタリングを目的にしていたなら、勝手に戻すと困ることもあります。ここは状況次第です。
私がやる“安全寄り”の切り分けです。
- プライベートDNSを自動に戻す → 直るか確認
- 直ったらDNSが原因っぽい → DNSサービス側の状態や相性を疑う
- 必要があれば、DNS提供元の案内に沿って再設定
フィルタリングやセキュリティ目的の設定を変更すると、想定外のサイトへアクセスできるようになる可能性があります。
最終的な判断は専門家にご相談ください。
また、VPNとプライベートDNSが同時に有効だと、経路が複雑になって不調が出ることもあります。迷ったら、まずどちらか片方だけOFFにして切り分けると分かりやすいです。
機種やOSバージョンでメニューの場所が変わるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
AndroidのWi‑Fiが繋がらない総まとめ
AndroidのWi‑Fiが繋がらないときは、気持ち的には「とにかく直したい」なんですが、最短で直すなら順番が大事です。
まずは他の端末でも同じWi‑Fiがダメかを見て、端末側かルーター・回線側かを切り分けます。
端末側なら、機内モードのON→OFF、Wi‑FiのOFF→ON、再起動、SSIDを忘れる→再登録あたりが効きやすいです。
接続済みでもインターネット接続なしなら、プライベートDNS、回線側の詰まり、公衆Wi‑Fiのログイン画面も疑ってみてください。
それでも直らない場合は、ルーターの暗号化方式(WPA2/WPA3)やアクセス制限、回線障害、機器の故障も視野に入ってきます。
この段階まで来たら、下手に勘で触るより、「何をやって何が変わったか」をメモしつつ進めるのがおすすめです。サポートに相談するときも、そのメモがあると話が早いです。
最後のひと押しとして、端末の「ネットワーク設定のリセット」は強力です。
ただしWi‑FiやBluetoothなどが消えることが多いので、手間が増える点は理解したうえで試すのがいいかなと思います。
- やる前に:Wi‑Fiパスワード、VPN設定、Bluetooth機器の情報を確認
- やった後に:必要なSSIDを再登録、VPN/仕事用アプリの再設定
機種や回線の構成で手順が変わることもあるので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
不安がある場合や、仕事で使う端末など影響が大きい場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。